2016年1月9日土曜日

【セルフパブリッシング】新作「ラグビー選手になりたかった」の見どころを個人的に解説してみた



お待たせしました、というか待たせ過ぎてすいませんでした・・・
当方の新作が1月11日よりkindleストアにて配信されます!

まずは(11月にも同じことを書いた気がするけれど)内容の紹介からどうぞ!
また、ランディングページはこちらです。


2015年9月、日本ラグビーの歴史が変わった!
では、ここに至るまでの4年間は、どのようなプロセスを歩んで来たのだろうか?

ラグビー界を独自の視点で見つめ続けてきたブログ「ラグビー選手になりたかった」がなんと(作者本人の手で勝手に)書籍化!
エディジャパンの4年間を追った試合レポート、数多くの反響を呼んだ「ラグビーファン論」などのコラムはもちろん、書き下ろしエッセイも収録した盛りだくさんの内容となっております!
昔からラグビーファンの人も、これからラグビーファンになりたい人も、「今、そこにあるラグビー」を知るにはもってこいの1冊です。

<内容詳細>

●はじめに

①「今、そこにあるラグビー」を愛するということ

②エディジャパン備忘録 テストマッチ編
・選ばれ続けて欲しい3人の選手について 2012年春・代表シリーズ雑感
・全てはここから始まった 2013年6月 日本対ウェールズ戦
・真の強さと向き合って 2013年11月 日本対オールブラックス戦
・「強み」を巡る駆け引き 2014年6月 日本対イタリア戦

③エディジャパン備忘録 ワールドカップ編
・過去を思わぬかたちで飛び越えた 南アフリカ戦
・いつもの負け方と少しの言い訳 スコットランド戦
・「素の力」で上回る サモア戦
・強くなるための「余白」を残して アメリカ戦
・「エディ後」のラグビーとは? ~W杯・日本代表総括~

④コラム集 「ラグビーファンの現在地」
・「楽しいラグビー」の時代へ
・「ラグビーファン」論
・ラグビーファンをサッカーファンにする方法
・「RED OUT」という革命

⑤エッセイ集「今を弾む楕円球」
・無慈悲なゲーム
・トライはPGの延長戦上にある
・これからのセブンズをつくろう
・きっと、桜咲くよ

1月11日より配信スタート! 最初の3日間は無料配信&約1か月間99円セール実施致します!



そんなわけで、実を言うと原稿を差し替えたり、大幅に書き直したりでなかなか難産な作品となってしまいました…。いやあ、疲れた…。
大まかに本作の構成を申し上げますと、①エディジャパン観戦記、②ラグビーコラム集、③ラグビーエッセイ集の3つに分かれます。それぞれ見所、読みどころというものがありますので、簡単にご説明して参ります。


①エディジャパン観戦記


やはり日本代表がぐいぐい来ている時期ですので、これを外す訳にはいきません(笑)
こうやって時系列順に試合のレポートを載せていると、「この試合はキーになったな」とか「毎回同じプレーで怒っているな」とか、そういう発見がありました。
今回はテストマッチ編とワールドカップ編の構成にしているのですが、前者を読んだあと後者を読むと「あっ、日本代表ってこうやって進化したんだな!」というのが、非常にはっきりと分かったのです。ブログだと記事ごとに「点」で読んでしまいますが、書籍にする事で「点」がつながり「線」になるんだなあ、と実感しました。頑張ってまとめた甲斐がありましたね。
当方は残念ながら全試合を見ている訳ではないのですが、これを抑えておけば「エディジャパン」の大まかな歩みと歴史は理解できるでしょう!


②ラグビーコラム集


冒頭の「今、そこに~」と「ラグビーファン」の現在地はコラム集となっております。両者ともライブドアブログ時代の記事を中心に掲載しております。
こう見えても血の気が多い時代がありまして、よく一部のラグビーファンとタイムライン上で喧嘩しておりました。それくらい、2011年頃のラグビー界というのは荒れに荒れていたのです…(苦笑)
そういう喧嘩のエネルギー(?)によって、「今、そこにあるラグビーを愛せ」という自分軸とか「当事者性の無いラグビーファン」批判とかが生み出されていった訳です。
大体が3年前に書かれたものですが、今もこの時期に書いたコラムと今の僕の考えは大きく変わっておりません。コアなラグビーファンに訴えるメッセージも、これらの考え方が軸になり続けるでしょう。だからこそ、自分自身もしっかり姿勢を正していかなければなりませんね。

ちなみに、この荒れた時期に颯爽と現れたのが「月刊群雛2015年12月号」で紹介したネマニ・ナドロなのであります。やっぱりナドロは僕の心の癒しだった・・・!?

月刊群雛 (GunSu) 2015年 12月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~
NPO法人日本独立作家同盟 (2015-11-23)
売り上げランキング: 18,605


③ラグビーエッセイ集


最後の「今を弾む楕円球」はエッセイ集です。「挑戦者にも喝采を」にもラグビーエッセイ集があるのですが、その中からテーマに合わないので漏れたものが中心です。
パナソニックの強さとサントリーの崩壊を分析した「トライはPGの延長線上にある」、7人制ラグビーの胎動を追った「これからのセブンズをつくろう」、熊谷ラグビー場で過ごした一日「きっと、桜咲くよ」。
そして、一番載せたかったのが「無慈悲なゲーム」という一本です。これは今までセルフパブリッシングで発表してきたものと作風が大きく違うものです。短い一本ですが、読み返してみても色々と試合に「教わった」要素が大きいと思っております。
でもって、この試合で突きつけられた問いかけの答えが、「スタジアムの言い訳」内にある「存在の証明」だったりするのです。

スタジアムの言い訳
スタジアムの言い訳
posted with amazlet at 16.01.08
ワラサンスポーツ出版 (2015-04-06)


……そんな感じの作品となっております。いかがでしょうか?
2015年のセルフパブリッシングは「自分の過去を掘り返し、再構築する」作業でしたが、ここでそれも一区切りできそうです。

あとはこれを皆様にお届けするのみ。本書は1月11日より3日間無料配信致します。また、2月11日までは99円でお求め頂けます(それ以降は税込み162円です)。
KDPセレクトが切れ次第、各種電子書籍ストアでも配信予定です。

そんな拙作を何卒よろしくお願いいたします。

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