【あらすじ】
透明はいつか、白に変わる――
風岡明里(かざおか・あかり)は福島県に住む高校3年生。地味で目立たないのがコンプレックスの女の子だが、ある出来事をキッカケに「透明人間になる能力」を手に入れてしまった。
受験勉強真っただ中のとある夏の日、明里は塾の模試をサボって競馬場に足を運ぶ。彼女は何故競馬場へ? そして、ある白馬との出逢いが明里の透明人間ライフを狂わせる!
「競馬」と「ファンタジー」の合わせ技。インディー・スポーツライターの新境地をぜひお楽しみ下さい。
===============
というわけで、作品解説の2作目です。
「マーブルケーキ」は昨年の夏に福島旅行をした際に出逢った、とある白馬に関するお話です。表紙に見えている白い馬がそれです。
当初はエッセイにしようと思っていたのですが、ティン! とこなかったので小説にしてみました。
また、最初は女子高生の競馬場珍道中という内容でしたが、そこに「透明人間」というファンタジー要素をプラスしてこうなりました。
女の子が主人公の作品と言うのもこれは初めてでして、なかなか人物造形には苦労したところです。
女子高生の財布って、いくらぐらいお金が入っているんだろう? とか(笑)
やはり、リアリティは1日にしてならずですな……
また、この作品に関しては「色」がテーマでして、それに関する描写は特に力を入れております。
様々な場面で「色」の描写が出てきますが、それがどのような意味を持つのかというのを、思いながら読んで頂けるとうれしい限りです。
さて、「カクヨム」で一度作品自体は公開しているのですが、この度noteでも作品を公開することに致しました。ただし、前半半分だけです。また、セルフパブリッシング版はカクヨム版から更に追記修正を実施していますので、より一層読み応えのある内容となっております!
さて、最後に話は変わりますが、白馬というのは競馬界では珍しいものでして、私も現生で見たのはこれが初めてです。
最近やらかしたブチコと比べると、それほどダルメシアン的な要素が無いのが話題にならないのでしょうか? 彼女も彼女なりにかわいいんですけどね。
そんなわけで、今日はこのへんで…
0 件のコメント:
コメントを投稿