2014年5月15日木曜日

【ラグビー小話】ラグビー早明戦・東京ドーム開催案について一言



昨年の都市対抗野球より


東京ドームでラグビー早明戦か 国立に代わる会場候補

昨日流れたラグビー関連の驚きのニュースと言えばこれだろう。
まだ正式決定ではないとはいえ、早稲田・明治ともに開催に前向きというのは興味深い。
本件に関するファンの反応も色々と探ってみたが、賛否つけがたく態度が鮮明で無い方も多い。

甲子園ボウルやライズボウルなどのアメフトの大会や、札幌ドームでのコンサドーレ戦の延長線上と捉える方もいる。
ドームという場所は決して野球だけの場所ではない。
屋内という事で寒さや雨風を避けられるのも大きな利点である。

その一方で、屋内や人工芝での開催が「ラグビー的ではない」と捉える方もいる。
特にプレーヤーとしての視点で考えると、野球向けに作られた人工芝の上で、ラックやスクラムといったコンタクトプレーができるのか?
はたまた、空調によってボールがプレーヤーが意図せぬところに向かうのではいか?(もしかして、マウンドからスタンドの方向に風が吹いている?) などなど、想像しうる懸念事項は多数ある。

何とも難しい話である…




野球場でアメフトを観るとこんな感じ


私の意見を述べれば、東京ドームでのラグビー開催には反対しない。
むしろ、マンネリズムが続くラグビー界に一石を投じ、ファンや取り巻く人々に新しい刺激を与えてくれるのではないかと期待しているくらいだ。

ただし、それも「どういう風に東京ドームでラグビーを見せる/魅せる」のかをしっかり示す…という前提あっての話だ。
現時点の報道では「ハコありき」で話が進んでいる感もある。
「仏作って魂入れず」にならないよう、運営側はファンやプレーヤーのための準備を怠らないでほしい

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