2014年10月30日木曜日

「月刊群雛」11月号掲載作品 「走る天使」のあとがきと言い訳 前編


月刊群雛 (GunSu) 2014年 11月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~』 鷹野凌(編) Rebis(著) 神楽坂らせん(著) 竹島八百富(著) 米田淳一(著) 初瀬明生(著) 塩川剛史(著) 笠井康平(著) 青海玻洞瑠鯉(著) 志村一隆(著) 長鳥たま(著) 婆雨まう(著) 王木亡一朗(著) 宮比のん(ロゴ) Yuki TANABE(デザイン) 晴海まどか(編) 竹元かつみ(編)著


このたび私は「久々に大掛かりな文筆活動に取り組むぞ!」と一念発起し、たまたま通りかかった(!?)「月刊群雛」さんに作品を投稿。晴れて掲載される運びになりましたので、この場を借りてご報告申し上げます。

大学3年時に作成した「サッカー部・インカレ優勝記念号外」以来、久々に私の名前が出版物に掲載されることになりました。
いち大学の広報紙ではなく、天下のamazon社はじめ各種電子書籍販売サイトに本名が載るので、ちょっと緊張してしまいます…。
(まあ、ペンネームでも良かったんですが、生まれてこの方ペンネームというものを使ったことが無かったので、こういう事になってしまったのです)
そんなわけで、この場では月刊群雛デビュー作「走る天使」の作成秘話(?)と、電子書籍をつくる&売る現場に足を踏み入れたことで感じたこと、そして自分自身の文筆活動についての見通しを記していきたいと思います。




◆「走る天使」という作品を書くにあたって


インタビュー記事にも記した通り、今年の夏にある競馬場を訪れた際に起こった出来事をエッセイにしました。
競馬場での出来事を書くとネタバレになってしまうので書きませんが、競馬ファンになってからは必ず「夏のくそ暑い時期に昼間から競馬を観る」というのをマイルール(?)として定めておりまして、何かを狙って競馬場に足を運んだ訳ではないのです…。

早い段階で公に出したかったエピソードなのですが、仕事の忙しさやら文筆活動のモチベーションが底をついていたこともあり、頭の片隅にほったらかしにしてしまいました。
で、9月に気を病んで(?)、色々な方に相談する中で「好きな事をとことんやれば?」というアドバイスを頂いて気持ちが晴れたのです。

じゃあ好きな文筆活動を再開しよう。
でもって、今までとは違う場所で自分の作品を発表しよう!と。

そんなこんなで、あちこち探していたらいつの間にか群雛の参加に手を挙げていたのでして…汗
スピーディーに完成できて、かつ小説が多い「月刊群雛」の雰囲気に合うのは何だろう?と考えた末に見つけたのが、この「走る天使」のエピソードだったのです。
故にこの2ヶ月以上のタイムラグ、お許し下さい!

「走る天使」という作品で悩んだ部分を挙げるとするならば、表現や構成よりも「どこの範囲までエピソードを表に出したら良いか」ということでした。
ましてや、お金の発生する商品なので、普段のブログやTwitterに書く&載せるよりも相当気を使ったり自分なりに考えたりしました。(自分だけ火の粉を被ればイイという訳ではないので)
まあ、権利関係云々については、学術的な勉強をした方が良いのかもしれませんね…

あと、皆様に声を大にして言いたいことは「インタビュー原稿もレギュレーションに則り、丁寧に書きましょう」という事です!
本原稿よりもインタビュー原稿の方が赤ペンチェックが多いというのはいけませんよ!!←

そんな当方の原稿に付き合って下さいました、鷹野編集長、竹元さま、晴海さまに深い感謝を…


◆「月刊群雛」を制作過程で感じたこと


新聞部時代は某スポーツ新聞社の一室を借りて、みんな同じ部屋でわいわい言いながら新聞をつくっていました。
故に、記事や紙面が出来ていく様も垣間見ることができ、作成途中で「誰がどの記事&紙面をどのようにつくっているのか」が丸わかりだった訳です。
(「記者はレイアウト担当も全員兼任する」というのも大きなファクターではありますが)

一方、月刊群雛の場合はGoogle+とGoogleドライブを用いて各種作業を行います。
ネットを介して作業を行う…どこかに集い、顔を合わせて一緒に作業をする訳ではない。
要するに、自分の作品(担当範囲)以外はどんな作品がこの雑誌に載っているのか?という事が全然わからないのです。
最後のBCCKSの工程で、ようやく雑誌の全貌が明らかになり、「タイトルとキャッチコピーで膨らましまくった妄想」とのギャップにビックリするのです…笑

読者として本を待って初めて読む感覚と、参加者として本を待って初めて読む感覚とでは、全く違うなあ…と改めて感じたのでした。


そんな訳で、次回につづく

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