2014年12月12日金曜日

第51回 全国大学ラグビーフットボール選手権大会 超個人的グループリーグ評


あれから1年経ちますか…



ラグビー大学選手権の個人的な見どころ及び各グループの寸評を記したいと思います。


【Aグループ】
◎帝京大 ▲法大、天理大 ×朝日大

少なくとも今年も、帝京大の独壇場になることは間違いない。彼らが苦戦する様子を想像できないでいる。
目標は選手権と言っても、日本選手権のほうなのだろうか。
帝京がいるグループはは昨年以上に面白くて因縁深い対戦相手が揃っているが、果たしてどこまで足掻けるか。
東福岡を率いた名将・谷崎監督は母校を引き連れて初の全国行脚。天理大は立川時代以降は不調が続き、12年のあの時からは差を付けられてしまった…とは簡単に言わせたくない。
そして、2年連続出場の朝日大。初めての大学選手権は3トライ、19得点239失点で勝ち点はゼロ。
諦めずに挑む2歩目は、どれだけ深い轍を刻めるのだろうか。


【Bグループ】
○流経大、慶大 ▲京産大 △中大

どの大学にとっても、「ワンチャンスあるな」と感じているに違いない。
例えば中大。ここ2年間では流経大とは5点差、慶大とは2点差、京産大とは1点差で負けたと言う実績がある。結局負けているのだが…。
4校の実力差は巷で言われているほど広がってはいないのではないだろうか。
そして異なるスタイルを持っている。
良い意味でサプライズが起こりそうなグループ。
故に初戦でどう他の3校をビビらせるのかが重要になる。


【Cグループ】
◎明大 ○筑波大、関西学大 ▲大東大

いわゆる死のグループ。気の休まる試合は一つもないだろう。
参加校も嫌なイメージで試合に挑むところが多い。
早明戦に破れた明大、11月は全敗の大東大、主力のけが人が目立つ筑波大はどう立て直すのか。短期決戦は勢いやコンディションも重要なファクターになるだけに、気がかりなところだ。
そうなると、関西学大の実力をどこまで出せるかがキーになる。今回で10回目の選手権出場で、経験値も貯まってきた。
そろそろ東西格差を埋める存在が現れてきても良いだろうと、期待を寄せたい。


【Dグループ】
○早大、東海大 ▲同大 △立命大

早大と東海大の2強になりそうなグループD。
グループ全体を見ると、全てリーグ内で優勝経験があるチームが揃っており、過去の実績は輝かしい。
が、裏を返せば彼らには「打倒帝京」や「大学ラグビー界全体のレベルアップ」を命じられた大学でもある。今シーズンは不調に終わったり、勝負弱さを見せているゲームも多く、少々残念な印象も受ける。
この3試合でどこまで成長した姿を見せられるか。成長力がこのグループのキーワードだ。


そんな訳で、去年は対抗戦優勢だったけど、リーグ戦&関西で一つでも多く上に行って欲しいね

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