月曜日の神宮を独り占め…
試合は西南学院・下津浦、城西国際・米谷の両先発による息詰まる投手戦となった。前者は多彩な変化球、後者はコントロールの良さでテンポよくアウトの山を築く。
散発的に点を奪われることはあったが、双方打線に決定打を欠いたまま、2-2の同点で試合は終盤に突入する。
城西国際大の先発・米谷は元子役という意外な経歴の持ち主
9回裏、簡単にツーアウトを奪った西南学院だがその後暗転。城西国際の山口、松濤に連打を浴びて強打者・宇佐見を迎える。打ち取ったかに見えたショートゴロだったが、ショートが痛恨のエラー。満塁とピンチは更に広がる。
ここで気を取り直したいところだったが、4番・木藤への初球が今度は死球に。呆気ない幕切れとなったが、9回裏の西南学院は全体的に集中力が切れているようだった。
好投報われず、下津浦もこの表情…
久々に大学野球というカテゴリーを観た。両チームもミスはあったが、最後までテンポの良い競った試合をしてくれたのではないだろうか。
試合をつくった両投手はボールの質はもちろん、双方とも個性的な特徴を持っているのも好印象だった。
関東在住だとついつい六大学や東都に目が行きがちだが、こういう全国大会では普段だと現生では見られない「地方の逸材」もしっかりチェックしておきたいものである
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