2015年9月13日日曜日

【速報版】関東大学ラグビーリーグ戦 中大対法大 個人的雑感



スコア以上に厳しい試合だった。
それだけに、この開幕戦を乗り越えた事には大きな価値がある。

関東大学ラグビーリーグの開幕戦が熊谷ラグビー場で行われ、中大は昨年3位の法大を26-13で退けた。
前半12分に中大はクイックスタートから佐野がトライを奪い先制。
しかし、その後は予想以上に法大ペース。春の苦戦は聞いていたので立て直しの程は? と思っていたが、個々のタックル、接点の強さには手を焼いてしまった。前半23分に桶谷が同点のトライを奪うと、31分と35分にはPGで追加点。
前半はビハインドのままで終了かと思われたが、中大は次第にスクラムに活路を見出す。ロスタイムにスクラムから赤池が抜け出し、インゴールゾーンに飛び込んで逆転。14-13で前半を折り返した。

前半の勝負の分かれ目はスクラムだったが、後半は運動量とベンチワークがキーと言えるだろう。付け加えるのであれば、それは春から中大が築き上げた強みである。
一進一退の攻防は続いていたが、次第に法大の選手たちの足が止まり、集中力が途切れたかのような反則が目立ち始める。
それを見計らってか、中大ベンチは積極的に動いた。スーパーサブの住吉、ベンチスタートの山下主将、そして期待のルーキー金子。立て続けにフレッシュな選手を投入し、その結果FW陣のギア一段と上がった。
後半27分にはスクラムを起点に左右へ展開。最後は佐野が大外にこの日2本目のトライを叩きこむ。更に、後半34分にはバックスの展開から浜岸がゴール中央にトライ。ベンチとピッチが一体になったと評することができる、中大のゲームメイクぶりが輝く勝利となった。

そんなわけで、速報版はここまで。
より詳しい雑感はまた後日(大東大戦までには!)記します。
法大戦から浮かび上がるキーワードは「トライをとるためのアクション」「ハマったリアクションラグビー」といったところですかね?


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