南側のゴール裏より観戦。北ゴール裏の工事は何ぞ?
【出場選手採点】
採点基準については下記の通り・基準点は【6.0】
・0.5点刻み
・良いプレーを見せたら加点、悪いプレーを見せたら減点
・10分以上プレーした選手が評価対象。ただし、「決定的な活躍をした選手」は出場時間10分以下でも採点します
【サントリーサンゴリアス】
1 尾崎 5.5
2 青木 5.5
3 畠山 5.0
4 篠塚 5.0
5 真壁 5.0
6 スミス 5.0
7 佐々木 5.0
8 竹本隼 5.0
9 デュプレア 5.5
10 野村 4.5
11 塚本 6.0
12 ニコラス 4.5
13 平 5.0
14 長友 4.5
15 竹下 5.0
16 小澤 5.5
17 石原 5.5
18 池谷 -
19 朴 5.5
20 ツイ 6.0
21 日和佐 5.0
22 ピシ 5.0
23 宮本 5.0
監督 大久保 5.0
【パナソニックワイルドナイツ】
1 稲垣 6.5
2 堀江 5.5
3 シオアペラトゥー 6.5
4 ユ・ヨンナム 6.0
5 ヒーナン 6.0
6 バツベイ 6.5
7 西原 6.5
8 ホラニ 6.5
9 田中 7.5 ☆私的MOM
10 バーンズ 7.0
11 山田 7.0
12 林 6.5
13 霜村 6.5
14 北川 7.0
15 笹倉 6.0
16 室井 6.5
17 川俣 6.0
18 相馬 6.0
19 飯島 6.0
20 若松 -
21 イーリ・ニコラス -
22 ピーターセン 5.5
23 三宅 6.5
監督 中島 7.0
【採点理由】
パナソニックの選手は高評価、特に幅広い視野でチャンスメイクしたHB団に高い点数を与えた。
MOMは田中。キック技術の向上はSR移籍前と比べると飛躍した感もある。
一方、サントリーはディフェンスミスが目立った選手を中心に低い評価に。
スミスは来日後最もパフォーマンスが悪かったのでは?
【試合結果】○パナソニック 42-13 サントリー ●
攻守が入れ替わる一瞬に生まれる「戦術的空白」を攻撃陣がどれだけ活かせるか、そして守備陣がいかにそれに対応するかが、非常に大きなテーマになっている。
近年の戦術を巡る議論では、攻守が入れ替わる瞬間に焦点を絞って、「transition」(和訳すると移行、転換)と言う用語を使っている。
…と「アンチェロッティの戦術ノート」に書いてあった。(p65-p66)
ごめんなさい、サッカーの本から引用しました。
攻守の切り替えと、それに伴う対応。
トランジションができたパナソニックと、出来なかったサントリー。
でも、この試合をそういう風に当てはめてしまいたくなってしまうのだ。
皆さん沢山走っていました
序盤からいつも通り、フェーズを重ねるサントリーに対し、パナはしぶとくターンオーバーを繰り返す。
そして田中やバーンズにボールが渡った後、すぐに北川や山田が一気に前線へ駆けあがる。
トランジションからの連動性、これがこの試合の勝因ではないだろうか。
このひと蹴りが命取り
MOMは田中。
キックパスが何本か決まっていたが、海外移籍前はキックの印象が殆ど無かったので、正直言ってびっくりした。
視野の広さは大分磨かれたは、海外で得た経験値なのではないだろうか。
FWでは稲垣やシオアペラトゥーの献身的なタックルも印象に残っている。
逆にサントリーは攻守に渡って崩壊。
ハンドリングエラーとターンオーバーに尽きるとも思うが、試合を通してリズムが悪かった。
野村もああいう「キックが活きない」場では辛い…。
サントリーの場合は「負のトランジション」。
要するに、パナソニックが攻撃に転じた際、どう防ぐかを準備出来ていなかったのが痛かった。
また、後半はパナソニックのペナルティも非常に多かったのだが、そこから攻めに切り替えるのも上手くいっていなかった。
防御体系を構築するのか、それとも攻撃的な姿勢を貫き続けるのか。
どちらに転がるのかも興味深いが、この2チームは近いうちに再戦するとも思うし、その時の成長度合いにも期待できる一戦だった
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